この眼には 映らない 真実は 曖味な痛み 離れては 近づいて すれ違って また巡りあうように 傷ついて 失って 傷つけて その先に何が 待ってても 怖くない 瞬いた嘘は夜に消えてく 哀しいほど 手の届かない 愛に意味が あるというの 嬉しいのに 愛しいのに 心だけが 死んでゆく 小さな針が 胸をえぐる 彷徨う 失った愛の悲鳴(うた) その眼には 映せない 本心(しんじつ)は 裏腹な願い 手繰っては 閉じ込めて 注いでゆく 心の器へと 傷っけば 失えば 何度でも 想い出せるから 望んでた 形とは 程遠い嘘に今は灼かれて 眩しいほど この身を焦がす 愛に意味を 求めてる 消したいほど 愛しいから 記憶までも 病んでゆく 小さな針が 空に落ちる 贖う 逆さまの愛の悲鳴(うた) 哀しいほど 手の届かない 愛に意味が あるというの 嬉しいのに 愛しいのに 心だけが 死んでゆく 小さな針が 胸をえぐる 彷徨う 失った愛の悲鳴(うた) 流してた涙より 吐き出す嘘が痛い 心を刺し止める 痛みさえ愛おしい 輝いた世界より 薄暗い悪夢(ゆめ)が似合う 醒めてはいけないと 心のどこかで知ってた