作词 : Stack ある晴れた春の日 川面のぞく少女 まだ幼い君は 過ちを知らない 創造 溢れる好奇心 満たすために 船を 始まりの舟を作ったのさ 思い出サイアノタイプ いまはもう ホコリをかぶっているけど 心の深くで額に入れ 大切に飾っているもの 始まりの小舟に、君は友を乗せる ふたりはちがうもの でも、どうでもいいこと 水面、流れてく船は あまりに早く とたん、投げ出された二人 波に消えた 思い出サイアノタイプ いまはもう 作り直すことすらできない あのとき、あのとき、見逃した間違いを もう二度としないだけ 思い出サイアノタイプ つないだ手 流れに奪われ途切れる 泳いで、泳いで、 「あの船は失敗だ!どうしてだろう、ごめんよ」 ねえお願い、返事をしてよ なんで人間は直せないんだ 思い出サイアノタイプ はじまり 最初の失敗作、あれから どれくらいたくさん発明をしたのかな ちょっとましになったかな 思い出サイアノタイプ いつでも 絶対に忘れちゃわないように 消えかけた青写真、始まりの物語 最初の設計図 思い出サイアノタイプ 遠い日のふたりの最後の思い出 最初の青写真