夜はここにある 輝きを増すほどに 影は広がって 身も焼き焦がすシリウス 何よりも輝いて 気高く強く 答え求められて 何時しか 誰にも触れられない 孤独となった 私と同じ傷痕 隣に居てあげる 痛いなら 撫でてあげる だけど気づかない 誰か私を見て 空を揺蕩えば 数えきれないほどの 星物語が 生まれていくのが見える 何一つ触らずに シリウスのように いつか燃え尽きてしまうなら 最後に一つだけ 願いがある 私を見つけて欲しい 空っぽの器が それだけを求めている だからここに来て 誰か声を聞いて 誰か私に 心を教えて 見つけて