無関心と愛情の隙間は 日に日に拡がるばかり この世界は土留色なの 私は夢の中 銀の糸で縫い付け 鉛の釦で留めて 逃げる貴女を縛りたいと 願うのは我儘ですか 恋と呼ぶには重く 愛と宣うには醜いけど 貴女の綺麗な名前だけ 呼び続けて 夢から醒めるまで 夢見させて 貴女の真似をして 振る舞おうと 貴女にはなれない 駄目な私だ 無関心と嫌悪との違いは こんなに悲しいことで この世界が色を変えても 私は夢の中にいた 小さな嘘が今日も 大きな痣となり 血が滲んでも 貴女との関係を 履き違えた 愚かな私への 罰でしょうか? とめどない時間を やり過ごせど 貴女しか見えない 馬鹿な私だ この場所でなら私は きっと 本当の名前さえも そっと…… 止まらない愛憎 今日も 止まらない欲望 仮面の下に 隠して 貴女の名前だけ呼び続けた 夢から醒めるまで 夢の中で 本当は貴女も気付いている 貴女しか見えない 馬鹿な私を 果てのない想いに 目を逸らして ふたりの歯車が 狂う前に あてどない時間を やり過ごせど 愛情には繋がらない こんな私じゃ