足下に打ち寄せるのは記憶の欠片 砂の様にさらわれてくいつわり くずれて消えてしまう 過ぎ去ってしまった想いの残響に 優しく触れた指先は形をくれた その美しい微笑みの奥にはきっと 白い脆い 真実それだけを留めるの なにも纏うことを許されない祈りの 遠い声が響く